ウラボシ科
学名:Lepisorus thunbergianus
別名:八目蘭(ヤツメラン)、何時迄草(イツマデグサ)、烏忘草(カラスノワスレグサ)
「名を体で表す」って言葉がありますよね。
ノキシノブはその言葉そのもの。
ノキ(軒)は、家屋の屋根に生えてくるから。
シノブ(忍)は、樹上や岩の上など土のない所に生えてくるから。
今じゃこんなの木を見掛けることも少なくなったねぇ。。。(しみじみ)
ノキシノブは花言葉が見つからなかったので、ノキシノブを詠みこんだ和歌をご紹介。
我が屋戸の甍しだ草生ひたれど恋忘れ草見れど生ひなく(万葉集・詠み人知らず)
ひとりのみ ながめふるやのつまなれば人をしのぶの草ぞおひける(古今和歌集・貞登)
古来から親しまれてきた植物なんですね。