葛(クズ) Kudzu, Kudzu-vine
2009/10/14
マメ科
学名:Pueraria lobata
別名:葛葛(クズカズラ)、真葛(マクズ)、裏見草(ウラミグサ)
とっても香りのいい花です。
山に行くと甘い香りが漂ってきて、葛が咲いているなぁとわかりますね♪
役に立つ植物で、葛切や葛饅頭の和菓子の常連。
風邪のときに飲んだりする葛根湯もこの葛の根から作られます。
蔓もかごを編んだりするし、使えるところ満載です。
花言葉は「活力、芯の強さ、治癒、恋のため息」
これはやっぱり役に立つ植物ならではの花言葉なんでしょうか??
藤袴(フジバカマ) Thoroughwort
2009/10/10
キク科
学名:Eupatorium fortunei(E. japonicum var. fortunei; E. japonicum)
別名:蘭(アララギ)、蘭草(ランソウ)
秋の七草のひとつです。
薬草植物園で見たのが生まれて初めて。
藤袴って綺麗な名前の花が、見た目はこんなに質素だったとはびっくり。
この藤袴、名前の由来は花の形が袴に似ているからなんだそうです。
うーん。
どのあたりが似ているのかわからないのは、わたしの見方が悪いんでしょうか。
花言葉は「ためらい、遅延、躊躇、あの日を思い出す、優しい思い出」
やさしい色合いと花の感じがぴったりの花言葉です。
桔梗(キキョウ) Balloon flower
2009/10/09
キキョウ科
学名:Platycodon grandiflorum
別名:岡止止岐(オカトトキ)、蟻火吹(アリヒフキ)、桔梗(キチコウ)
桔梗というと小学生のころ、根をもらってそこから花を育てた記憶がうっすらとあります。
種じゃなくて根なんだ~と不思議に思ったもんですねぇ。
その後、引っ越しを何度かしてあの桔梗もどこかへ置いてきてしまったまま。
今思うと、根をもらっておけばよかったかも。
花ことばは「清楚、気品、変わらぬ愛、誠実、従順、優しい愛情」
このうちでも色で意味が変わって、紫だと「友情」、白だと「清楚」だそうです。
すらっと立った様子がこの花ことばのように見えるのかもしれません。
ジャガイモ Potato, Irish potato
2009/05/31
ナス科
学名:Solanum tuberosum
別名:ジャガタライモ、阿蘭陀薯(オランダイモ)、馬鈴薯(バレイショ)、五升薯(ゴショウイモ)・八升薯(ハッショウイモ)、江戸薯(エドイモ)、夏薯(ナツイモ)、二度薯(ニドイモ)・三度薯(サンドイモ)
小学生のころは近くの畑でジャガイモの花を見かけたけど、最近じゃ滅多に見なくなりました。
名古屋でもめっきり田畑が少なくなったよねー。
これは名古屋から離れて岐阜県の県境付近で見かけたジャガイモの花です。
薄い紫の花がかわいらしいよね。
このジャガイモの名前、ジャカルタから伝わったからジャガイモなんだって。
花言葉は「慈善、慈愛、情け深い、恩恵」
もしかして食用になるからこの花言葉??
葉牡丹(ハボタン) Flowering kale, Ornamental kale
2008/12/15
アブラナ科
学名:Brassica oleracea var. acephala
別名:花キャベツ(ハナキャベツ)
正月には欠かせない(?)花ではないけど花のような葉牡丹。
門松に植えられていますよね。
花の季節は春だけど、敢えて冬にしておきます。
だって、花を楽しむよりは葉っぱを楽しむ植物だものね。
花言葉は「利益、慈愛、物事に動じない、祝福、愛を包む、記憶に残る思い」
この花ことばにはおもしろいいわれがあるそうです。
三国志に出てくる諸葛孔明。
彼が戦場で兵士の食料用にキャベツを植えたことから「利益」の花言葉がついたんだって。
でもキャベツ・・・葉牡丹じゃ・・・ないよね。
禊萩(ミソハギ) Japanese Loosestrife
2008/11/30
ミソハギ科
学名:Lythrum anceps
別名:溝萩(ミソハギ)、盆花(ボンバナ)、精霊花(ショウリョウバナ)、水掛花(ミズカケバナ)
秋に見かけましたが夏の花です。
お盆の頃に仏壇やお墓に供えられるんだそうです。
見た場所は花壇だったんだけど。。。
この写真は真上から撮ったのでわかりにくいですが、直立して密集した花がついています。
まぁ、この写真を撮ったころはまばらだったから、もう終わりかけってことだったんですね。
花言葉は純真な愛情、愛の悲しみ、悲哀、慈悲
花の咲く時期が関係しているんでしょうか。
花の色が目につくだけに、くっきりとしています。
唐草花笠(カラクサハナガサ) Moss verbena
2008/10/04
クマツヅラ科
学名:Verbena tenuisecta
別名:バーベナ・テヌイセクタ
山崎川の散歩コースを歩いているときに見つけた花です。
公園の一角にあったので植えられているんですね。
南アメリカ原産の帰化植物だって。
でもこの唐草花笠っていい名前だと思いませんか?
唐草花笠の花言葉は特に見つからなかったので、紫のバーベナの花言葉をご紹介。
「迷信」
でも日本と海外の花言葉は違うみたいです。
見つけた花言葉は「I weep for you; Regret(あなたのために涙を流す、哀悼・悲嘆)」
なぜ???
銭葵(ゼニアオイ) Tree Mallow
2008/06/12
アオイ科
学名:Malva sylvestris
別名:コモンマロウ、モルチアナ
小学生のころ、通学路にいくらでも咲いていた花です。
近頃は見かけなくなったなぁと思っていたら、会社近くの街路樹わきに生えているのを発見!
この写真はもう花も終わりかけだけど、小さな濃いピンクというか紫というか花がいっぱいつきます。
ウスベニアオイとよく似ているんですが、葉っぱが違います。
まるっこい葉っぱがゼニアオイ。
切れ目がしっかりとついているのがウスベニアオイです。
知らなかったんですが、ハーブなんですね。
花をハーブティとして飲めるんだそうです。
そしてゼニアオイに含まれる粘液は物を柔らかくする性質があるそうで、皮膚の軟化剤や咳の薬として湿布に使えるんだって。
すごいねぇ。
意外なお役立ち植物です。
花言葉は「信念」
すらっとした風貌にぴったりの花言葉です。
紫陽花(アジサイ) Hydrangea
2008/06/06
ユキノシタ科
学名:Hydrangea macrophylla form. macrophylla
別名:オタクサ、手毬花(テマリバナ)
梅雨に入ってアジサイがきれいな季節になりました。
我が家のアジサイもどんどん色づいてきています。
雨の水玉を受けるとさらにきれいに見えるのは、やっぱり梅雨=紫陽花のイメージがあるからなのかなぁ。
土の質によって花の色が変わるのはよく知られていますよね。
酸性だと青、アルカリ性だと赤。
ということはこのアジサイは紫っぽいから中性?
花言葉は「移り気」
ぺらぺら嫁菜と同じ花言葉だよねー。
どちらも花の色が変化していくからついたんだろうなぁ。
きれいなのにね。
紫鷺苔(ムラサキサギゴケ) Mazus Reptans
2008/05/25
ゴマノハグサ科
学名:Mazus miquelii
別名:鷺苔(サギゴケ)
道端でよく見かける草花です。
ぺろんとした花が特徴的ですよね。
小さい頃によくおままごとでこの花を摘んできて遊んでいました。
花の形が飛ぶ鷺に似ていることからこの名前がついたそうです。
そうかぁ。
真上から花を見ると、飛んでいく鷺を見上げた形に似ているかも。
花言葉は「忍耐強い」
小さくて気づかずに踏まれることが多いこの草花。
それでも健気に花をつけるからなのかもね。
紫海蘭(ムラサキウンラン) Toadflax
2008/05/18
ゴマノハグサ科
学名:Linaria bipartita
別名:リナリア、姫金魚草(ヒメキンギョソウ)
花壇の花と思いきや、道端にぽっと咲いている草花です。
これも駐車場の隅にぽっぽっと咲いていたところを写真に収めました。
紫やピンクの花がとってもきれいなんですよねー。
英名のToadflaxから思い出すのは、Richard G. Adamsの「ウォーターシップダウンのうさぎたち」
主人公のうさぎたちが生まれたサンドルフォードで上士(アウスラ)を務めていたうさぎの一匹がToadflax。
このToadflaxってば居丈高であんまり人気のないうさぎだったんだけど、その名前についた花ってこんなにかわいらしい花だったんだなぁ。
なんだか意外。
花言葉は「私の心を知って下さい・小さな愛の始まり」
なんかいいね~~。
乙女桔梗(オトメギキョウ) Dalmatian Bellflower
2008/05/13
キキョウ科
学名:Campanula portenschlagiana
別名:ベルフラワー
我が家に咲いた乙女桔梗です。
毎年、密集してこんもりと咲くんですよね。
でもなかなか接写がうまくできなくて、なんとかこんな感じにおさまりました。
花言葉は「感謝・誠実」
尊敬する人に贈りたい花ですね。
杜若(カキツバタ) Iris
2008/05/11
アヤメ科
学名:Iris laevigata
知立市無量寿寺にある八橋かきつばた園のカキツバタです。
在原業平の詠んだ句で有名ですよね。
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ
境内から祭りのお囃子が聞こえてきたり、風情あるところです。
花言葉は「幸運は必ず来る・気品・贈り物」
見に行って素敵な何かをもらってきた気分です。
通草・木通(アケビ) Akebia
2008/05/09
アケビ科
学名:Akebia quinata
アケビの花ってこんなにかわいらしい花だったんですね!
教えてもらってびっくり。
そう言われれば果実の色と同じ淡い紫色の花です。
ちょっと変わった名前の由来は、「実が開く」→「開く実」→「開け実」→「アケビ」なんだそうです。
意外と近くにあったアケビ。
実のなる時期もぜひぜひ見に行きたいですね~。
そしてできれば実をGETしてきたいものです。
花言葉は「才能・唯一の恋」。
なんだか素敵な言葉ですね。
ストエカス・ラベンダー Stoechas Lavender
2008/05/07
シソ科
学名:Lavandula stoechas
別名:フレンチ・ラベンダー、イタリアン・ラベンダー、スパニッシュ・ラベンダー
荒子川公園のラベンダーです。
調べてみたらやっぱり香りの薄い種類なんですね。
ラベンダーのあの香りがしないなぁとは思ってたんです。
それにしてもこの別名たち。
どれも料理のおいしい国の名前が付いているのって、どういうことなんだろう??
花言葉は「あなたを待っています・期待・承認・不信・疑惑・沈黙・わたしに答えてください」
なんだか嫉妬深いというか、心と態度は裏腹というか、複雑な花ことばです。
実際こんな気持ちに陥ることはよくあることだけど・・・やっぱり難しい。
矢車菊(ヤグルマギク) Cornflower
2008/04/06
キク科
学名:Centaurea cyanus
別名:セントーレア
わたしも間違って覚えていました。
ヤグルマソウじゃなくてヤグルマギクというのが正式な名前なんですね。
このヤグルマギクの深い青色は、最高級のサファイアの色味のたとえとして引き合いに出されるんだそうです。
ツタンカーメンのお墓にヤグルマギクの花束が添えられていたことは有名です。
花言葉は「教育・信頼・優雅・デリカシー・独身生活」
ちょっとこの花ことばは・・・。
花束を贈るには躊躇しちゃいそうです。
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