時計草(トケイソウ) Passion flower

2009/06/07
トケイソウ
トケイソウ科
学名:Passiflora caerulea

別名:パッション・フラワー、ボロン葛(ボロンカズラ)、花時計草(ハナトケイソウ)



英名のpassion(=the Passion)はキリストの受難の意味。
南アメリカを旅行中のスペインの宣教師たちが発見したとき、花柱をキリストに、放射状にひろがる部分を後光にたとえたのが謂れだそうです。
時計の長針と短針になぞらえたのとは大きく違って、意味のある名前なんですね。

花言葉は「信心、宗教、信仰、宗教的熱情、聖なる愛、神聖な恋、恋の激しい苦しみ、隠し持った情熱、奇抜」
やっぱり宗教色の濃い言葉が並びます。
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捩花(ネジバナ) Chinese ladies' tresses

2009/06/06
ネジバナ
ラン科
学名:Spiranthes sinensis var. amoena

別名:文字摺・捩摺(モジズリ)、文字花・捩花(モジバナ)、左巻(ヒダリマキ)、しんこ花(シンコバナ)



小学生のころは近所の芝生に夏になるといっぱい咲いていたネジバナ。
いつの間にか姿を見なくなってしまいました。
そういえば大学で、ネジバナは最近は貴重種だから採らないようにとか言われたっけ。
子ども時分はいっくらでも花摘んで遊んでいたのに、そんなことになっていたんですね。
このねじねじっとねじれて咲く姿がとってもかわいいんだよなぁ。

花言葉は「思慕」
郷愁を感じさせる花です。
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ジャガイモ Potato, Irish potato

2009/05/31
ジャガイモ
ナス科
学名:Solanum tuberosum

別名:ジャガタライモ、阿蘭陀薯(オランダイモ)、馬鈴薯(バレイショ)、五升薯(ゴショウイモ)・八升薯(ハッショウイモ)、江戸薯(エドイモ)、夏薯(ナツイモ)、二度薯(ニドイモ)・三度薯(サンドイモ)



小学生のころは近くの畑でジャガイモの花を見かけたけど、最近じゃ滅多に見なくなりました。
名古屋でもめっきり田畑が少なくなったよねー。
これは名古屋から離れて岐阜県の県境付近で見かけたジャガイモの花です。
薄い紫の花がかわいらしいよね。
このジャガイモの名前、ジャカルタから伝わったからジャガイモなんだって。

花言葉は「慈善、慈愛、情け深い、恩恵」
もしかして食用になるからこの花言葉??
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山法師(ヤマボウシ) Dogwood

ヤマボウシ
ヤマボウシ
ミズキ科
学名:Benthamidia japonica(Cornus kousa)

別名:山桑(ヤマグワ)、唐桑(カラグワ)、犬桑(イヌグワ)、野桑・柘(ノグワ)、鳥足(リノアシ)、団子木(ダンゴギ)、団子花(ダンゴバラ)、繭玉木(マイダマギ)、山車(ヤマグルマ)



ハナミズキと似ていますが、これはヤマボウシ。
白い花びらのように見える部分、これは実は総苞といって花の外側を包んで支えている部分なんですね。
この総苞の幅がせまくとがっているのがヤマボウシ、幅が広く先がまるっぽいのがハナミズキ。
近所にハナミズキの街路樹がずらーっと並んだ道があるんですが、ヤマボウシは見ないなぁ。
ハナミズキの華やかな感じが街路樹向きなんでしょうか?

花言葉は「友情」
親友に送りたくなる木ですね。
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赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ) Rose evening-primrose, Pink evening-primrose, Redflower eveningprimrose

2009/05/17
アカバナユウゲショウ
アカバナ科
学名:Oenothera rosea

別名:夕化粧(ユウゲショウ)



いつの間にか我が家に咲いていた花。
月見草によく似ているよね。
なんでも明治時代にアメリカから観賞用に持ち込まれた花なんですが、野生化しているんだとか。
だから家にも生えていたんだね。

花言葉は「臆病」
ひっそりと咲いている様子がこの花言葉を連想させます。
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犬蔓梅擬(イヌツルウメモドキ) Celastrus orbiculatus var. strigillosus

2009/05/12
イヌツルウメモドキ
イヌツルウメモドキ
ニシキギ科
学名:Celastrus orbiculatus var. strigillosus

別名:岩蔓梅擬(イワツルウメモドキ)、鬼蔓梅擬(オニツルウメモドキ)



蒲郡プリンスホテルの庭園で見つけた木です。
小さな花がかわいらしいでしょ?
新緑の季節、目にうれしい緑です。

花言葉は見つからなかったので本家(?)の蔓梅擬の花言葉を紹介。
「自然の愛、真実、大器晩成」
なんだか素敵な花言葉♪
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松葉簪(マツバカンザシ) Sea thrift, Sea pink

2009/05/10

イソマツ科
学名:Armeria vulgaris (= A. maritima)

別名:アルメリア、浜簪(ハマカンザシ)



ピンク色の花がボール状に玉になって咲く花です。
普通に我が家にあったから知らなかったんですが、海辺の花なんですね。
浜辺に咲くから「浜簪」なんだって。
そしてアルメリアの名前も、ケルト語で海に近いという意味があるそうです。
アルメリアのほうが一般的な名前ですが、きれいな名前なので松葉簪でアップします。

花言葉は「思いやり、同情、歓待、可憐、共感、滞在、心遣い、哀れみ」
可憐な花らしい花言葉です。
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満作(マンサク) Japanese Witch-hazel

2009/03/15
マンサク
マンサク科
学名:Hamamelis japonica

別名:万作(マンサク)、金縷梅(キンロウバイ)



「先ず咲く」ということからつけられたこの名前。
春の訪れを告げる花っていいですよねー。
この地味っぽさがまた控え目でよかったりして。

花言葉は「幸福の再来、ひらめき、貞節、呪文、霊感、魔力、感じやすさ」
いろいろな側面を持っているなぁ。。。
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大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ) Iran(Persian) speedwell, Bird's eye, Cat's eye

2009/03/14
オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科
学名:Veronica persica

別名:瑠璃鍬形(ルリクワガタ)、瑠璃唐草(ルリカラクサ)、星の瞳(ホシノヒトミ)、瓢箪草(ヒョウタングサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)



なんて可哀想な名前なんだろう!!
名前の意味を知ったときは、かなりがく然としました。
だって、知らないとはいえこの名前連発してたもんねぇ。。。

名前の由来は果実が犬のふぐりに似ているから。
とはいえ、別名にきれいな名前が並ぶだけにコレが通名となってしまったことが惜しいっ。

花言葉は「春の喜び、信頼、神聖、清らか」
春の喜び!
この花を見て春を感じることがしばしば。
ぴったりの花言葉です。
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河津桜(カワヅザクラ) Kawazu-zakura

2009/03/10
河津桜の並木
河津桜
河津桜
バラ科
学名:Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura


ピンクの濃い花が目を引く桜です。
よく見かける染井吉野(ソメイヨシノ)より開花するのが早いんだよね。

この河津桜はその名の通り、静岡県の河津町河津川沿いで発見されたのが最初。
そこから移植栽培を経て全国でも見られるようになったんだねぇ。
この写真も実は愛知県。
立派な並木ができています。

大島桜と寒緋桜の自然交配種だと推測されているんだって。
自然にこんなきれいな桜が生まれてくるなんて、すごいなぁ。

河津桜の花言葉は見つからなかったので、桜の花言葉を・・・「優れた美人、純潔、精神美、淡泊」
精神美ってのは「桜は散り際が美しい」なんてことからきているのかしらん??
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ラナンキュラス Persian buttercup

2009/03/07
ラナンキュラス
ラナンキュラス
キンポウゲ科
学名:Ranunculus asiaticus

別名:花金鳳花(ハナキンポウゲ)



鮮やかでまんまるの花が印象的な花です。
ラナンキュラスというのはラテン語で蛙という意味。
葉っぱがカエルの足に似ているからついたんだとか。
かわいいんだかなんなんだか^^;

花言葉は「晴れやかな魅力」
堂々とかわいらしさを見せつけるような花にぴったりの言葉です。
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クリスマスローズ Christmas rose

2009/03/05
クリスマスローズ
クリスマスローズ
キンポウゲ科
学名:Helleborus orientalis

別名:雪起こし、レンテンローズ



うつむいて咲く花というとシクラメンを思い出しますが、クリスマスローズもそう。
下を向いて咲きます。

クリスマスを名前に抱いているのに、咲くのは春なんだよね。
実をいえば、本物(?)のクリスマスごろに咲くクリスマスローズは、ヘレボロス・ニゲルを指すんだそうです。
どおりで咲く時期が違うはずです。

花言葉は「慰め、いたわり」
春先に荒れ地に咲くクリスマスローズにぴったりな言葉です。
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