雛菊(ヒナギク) Daisy
2010/01/04
キク科
学名:Bellis perennis
別名:デイジー、デージー、延命菊(エンメイギク)、長命菊(チョウメイギク)
可愛らしい花だよねー。
このお花、実はイタリアの国花なんだそうです。
お似合いの花だよねー。
日本の国花は桜と菊。
でもどちらも法定の国花ではないそうです。
花言葉は「純潔、無邪気、お人好し、無意識、幸福、明朗、平和、希望」
愛らしい要望にぴったりの花言葉です。
金柑(キンカン) Kumquat
ミカン科
学名:Fortunella
我が家に唯一ある実のなる木、金柑です。
今冬はとってもよく実がついたんだよね。
この金柑は、食用ですが実際は皮を食べるのかな?
甘露煮やシロップ漬けにしていただきます。
喉の痛いときにこれを食べると、喉にいいよ~なんて聞きますね。
花は春、実は冬です。
冬になるってのな鳥さんの餌のためなんでしょうか。
花言葉は「思い出」
これって実が酸っぱいから???
猪独活(シシウド) Du Hu
2009/10/25
セリ科
学名:Angelica pubescens
人が食べる独活(ウド)と比較して、猪が食べる独活だから猪独活(シシウド)なんだとか。
花としては明日葉の花によく似てますね~。
蜜がたっぷりの花で虫がたくさん寄ってくる花らしい。
そういえば、この写真もよく見るとアブラムシくんとアリさんがみっしり。
うーん。
写真撮ってるときはアリの存在にしか気づいていませんでした。
花言葉は「健康美」
猪が食料にするくらい丈夫なんだってことなんでしょうか?
金木犀(キンモクセイ) Fragrant olive
2009/10/20
モクセイ科
学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus f. aurantiacus
キンモクセイのいい香りが漂ってくると、秋が来たなぁと実感します。
さてさて今もちょうどそんな時期。
どこから漂ってくるんだろう?と不思議に思っていたら、すぐ隣の家にありました。
灯台もと暗し★ですね
このキンモクセイ、享保4年に日本にやってきたそうです。
享保というと、あの暴れん坊将軍吉宗の時代ですね。
そして、雄の木と雌の木があるそうなんですが、日本に来たのは雄のみ。
なので実ができないんだそうです。
花言葉は「謙虚、謙遜、真実、真実の愛情、初恋、気高い人、あなたは高潔です、陶酔」
姿はなくとも香りだけが引き立って感じるからなんでしょうか?
葛(クズ) Kudzu, Kudzu-vine
2009/10/14
マメ科
学名:Pueraria lobata
別名:葛葛(クズカズラ)、真葛(マクズ)、裏見草(ウラミグサ)
とっても香りのいい花です。
山に行くと甘い香りが漂ってきて、葛が咲いているなぁとわかりますね♪
役に立つ植物で、葛切や葛饅頭の和菓子の常連。
風邪のときに飲んだりする葛根湯もこの葛の根から作られます。
蔓もかごを編んだりするし、使えるところ満載です。
花言葉は「活力、芯の強さ、治癒、恋のため息」
これはやっぱり役に立つ植物ならではの花言葉なんでしょうか??
女郎花(オミナエシ) Ominaeshi
2009/10/12
オミナエシ科
学名:Patrinia scabiosaefolia
別名:女飯(オミナメシ)、血眼草(チメグサ)、粟花(アワバナ)、粟穂(アワボ)、粟盛り(アワモリ)、乳草(チチグサ)、盆花(ボンバナ)、敗醤(ハイショウ)
春の七草は食、秋の七草は観賞といいますが、この女郎花も控えめな花。
別名の粟花というのは、花の様子が粟に似ているからなんだそうですが、女郎花(じょろうはな)なんてなんで??
昔は粟が女性の食べる穀物だったからとかもあるけど、どうなんだかねぇ。
花言葉は「美人、約束、はかなき恋」
女郎花の名前の由来にもう一つ。
愛を交わした男と女。
帰郷した男は女のことを忘れて別の女と結婚をしてしまいました。
男を訪ねてきた女はそのことを知り、川に身を投げました。
彼女の脱ぎ捨てた衣のあとから1本の花が咲きました。
それが女郎花の花だということです。
悲しい謂れのある花です。
藤袴(フジバカマ) Thoroughwort
2009/10/10
キク科
学名:Eupatorium fortunei(E. japonicum var. fortunei; E. japonicum)
別名:蘭(アララギ)、蘭草(ランソウ)
秋の七草のひとつです。
薬草植物園で見たのが生まれて初めて。
藤袴って綺麗な名前の花が、見た目はこんなに質素だったとはびっくり。
この藤袴、名前の由来は花の形が袴に似ているからなんだそうです。
うーん。
どのあたりが似ているのかわからないのは、わたしの見方が悪いんでしょうか。
花言葉は「ためらい、遅延、躊躇、あの日を思い出す、優しい思い出」
やさしい色合いと花の感じがぴったりの花言葉です。
桔梗(キキョウ) Balloon flower
2009/10/09
キキョウ科
学名:Platycodon grandiflorum
別名:岡止止岐(オカトトキ)、蟻火吹(アリヒフキ)、桔梗(キチコウ)
桔梗というと小学生のころ、根をもらってそこから花を育てた記憶がうっすらとあります。
種じゃなくて根なんだ~と不思議に思ったもんですねぇ。
その後、引っ越しを何度かしてあの桔梗もどこかへ置いてきてしまったまま。
今思うと、根をもらっておけばよかったかも。
花ことばは「清楚、気品、変わらぬ愛、誠実、従順、優しい愛情」
このうちでも色で意味が変わって、紫だと「友情」、白だと「清楚」だそうです。
すらっと立った様子がこの花ことばのように見えるのかもしれません。
吾亦紅(ワレモコウ) Great burnet
2009/10/06
バラ科
学名:Sanguisorba officinalis
別名:吾木香・我毛香・我吾紅・我毛紅・吾紅・我木香・吾毛香・割木香(ワレモコウ)、団子花(ダンゴバナ)、地楡(ジユ)
この花を見ると、秋が来たなぁ。。。としみじみした気分になるんだよね。
きっと昔は道端に咲いていたんだろうけど、今はすっかり花屋さんで見かける花になってしまいました。
この写真もフラワーガーデンで撮ったもの。
日本の原風景ってどこへ行ってしまったんだろう。
この花、実は花びらがありません。
花びらのように見えるのは萼なんだって。
ついぞそんなこと知りませんでした。
花ことばは「感謝、変化、愛慕、移り行く日々、物思い」
なんだか秋っぽい感じです。
彼岸花(ヒガンバナ) Short tube lycoris
ヒガンバナ科
学名:Lycoris radiata var. radiata
別名:曼珠沙華・曼殊沙華(マンジュシャゲ)、石蒜(セキサン)、死人花(シビトバナ)、捨子花(ステゴバナ)、一枝箭(イッシセン)、幽霊花(ユウレイバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)、剃刀花(カミソリバナ)、灯籠花(トウロウバナ)、天蓋花(テンガイバナ)、墓花(ハカバナ)、火事花(カジバナ)、狐花(キツネバナ)、狐松明(キツネタイマツ)
別名がたっくさんある花です。
秋になるとお寺や川の土手、畑や田んぼの畦に並んでいるのが目につきます。
きれいな花なんだけど、毒があるからなんでしょうか?
どちらかというと忌み嫌われている花です。
英名のlycorisは、ギリシア神話に出てくる海の精(ニンフ)のLycoriasからつけられたそうです。
ところ変われば印象もずいぶん変わるものだねぇ。
花ことばは「悲しい思い出、想うはあなた一人、また会う日を楽しみに、情熱、恐怖」
とてもさみしげな花ことばです。
時計草(トケイソウ) Passion flower
2009/06/07
トケイソウ科
学名:Passiflora caerulea
別名:パッション・フラワー、ボロン葛(ボロンカズラ)、花時計草(ハナトケイソウ)
英名のpassion(=the Passion)はキリストの受難の意味。
南アメリカを旅行中のスペインの宣教師たちが発見したとき、花柱をキリストに、放射状にひろがる部分を後光にたとえたのが謂れだそうです。
時計の長針と短針になぞらえたのとは大きく違って、意味のある名前なんですね。
花言葉は「信心、宗教、信仰、宗教的熱情、聖なる愛、神聖な恋、恋の激しい苦しみ、隠し持った情熱、奇抜」
やっぱり宗教色の濃い言葉が並びます。
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