岩檜葉(イワヒバ) Little Club Moss

2008/05/25
イワヒバ
イワヒバ科
学名:Selaginella tamariscina

別名:岩松(イワマツ)



盆栽になっていたイワヒバです。
岩場に生えていてヒバの葉に似ていることからイワヒバと名前がついたそうです。

乾燥するとくるくるっと丸まって休眠するんだって。
で、雨が降ると元通りに!
なんだかそのしぐさを考えるとかわいらしいね。
ちょうど写真も丸まりかけ。
水をやるとしゃきっとするんだろうなぁ。

花言葉は「稔り」
花がつかないのに花言葉があるのにびっくり。
さらに実もつかないはずなのに、なぜこの稔りという言葉なのかと二度びっくり。
いろいろ調べていると紅葉が綺麗らしい。
もしかすると、そこからきているのかな???
Read more »

紫鷺苔(ムラサキサギゴケ) Mazus Reptans

ムラサキサギゴケ
ゴマノハグサ科
学名:Mazus miquelii

別名:鷺苔(サギゴケ)



道端でよく見かける草花です。
ぺろんとした花が特徴的ですよね。
小さい頃によくおままごとでこの花を摘んできて遊んでいました。

花の形が飛ぶ鷺に似ていることからこの名前がついたそうです。
そうかぁ。
真上から花を見ると、飛んでいく鷺を見上げた形に似ているかも。

花言葉は「忍耐強い」
小さくて気づかずに踏まれることが多いこの草花。
それでも健気に花をつけるからなのかもね。
Read more »

ぺらぺら嫁菜(ペラペラヨメナ) Latin American Fleabane、Mexican Daisy, Mexican Fleabane

ぺらぺら嫁菜
キク科
学名:Erigeron karvinskianus, E. mucronatus

別名:無休菊(ムキュウギク)、源平小菊(ゲンペイコギク)、エリゲロン



なんとも不思議な名前です。
中央アメリカ原産の帰化植物なんですが、葉っぱがぺらぺらで嫁菜に似ているからついたんだとか。
なんて単純な名前なんだろう。

野っぱらにも園芸種にもあるこの花。
写真は我が家の花壇に咲いた一枚です。
別名に無休菊とあるとおり、丈夫で長~く目を楽しませてくれます。
大体が白いんですが、中にピンクがあったのがちょっとうれしい(^^)

花言葉は「移り気」
色が変化するのでこの花言葉なんだそうです。
そうか。我が家の花も白からピンクに色が変わったのか!
Read more »

ガザニア Treasure Flower

2008/05/24
ガザニア
ガザニア
キク科
学名:Gazania splendens

別名:勲章菊(クンショウギク)



とっても元気な印象を与えてくれる花です。
ガザニアの名前で花屋さんに並んでいるけど、勲章菊といったほうがしっくりきます。
ピンクの花なんて胸に一輪あったら、まさに勲章をつけているみたい。

どちらも我が家で咲いたガザニアですが、どんどん花が咲いてくるんですねー。
花が終わったと思ったら次に蕾が待ってるんです。
春から夏と長い期間花を楽しめるのはいいなぁ。

花言葉は「あなたを誇りに思う・身近の愛」
やっぱり別名の勲章菊からきているのかな?
この花は(わたしにはいないけど)子どもに贈りたいですね。
Read more »

アスチルベ Astilbe

アスチルベ
ユキノシタ科
学名:Astilbe arendsii

別名:升麻(ショウマ)、泡盛草(アワモリソウ)、曙升麻(アケボノショウマ)



ふわぁっと細かい花が目に飛び込んでくる花です。
真上から見ると星のように見えたのはわたしだけ?

このアスチルベというのはギリシャ語の「光沢がない・輝いていない」からきた名前だとか。
わたしには星に見えるんだけどなぁ・・・??
白やピンクの花が集まって、濃い緑の葉とのコントラストがとてもきれいです。

花言葉は「恋の訪れ・自由・気まま」
春っぽくて夏っぽくて気まぐれっぽくて、なんかいいな~~。
Read more »

野茨(ノイバラ) Multiflora Rose, Baby Rose, Rambler Rose

2008/05/23
ノイバラ
ノイバラ
バラ科
学名:Rosa multiflora

別名:野薔薇(ノバラ)、荊・宇万良(ウマラ・ウバラ)



上は日間賀島の港近くに咲いていた野茨。
下は無量寿寺の杜若の中に埋もれて咲いていた野茨です。

この野茨というのはアジアの日本、中国、韓国で見られる野生のバラ。
豪華なバラもいいけど、素朴な野バラもいいよね。
最近は近所で見かけることが少なくなったけど、好きな花の一つです。

ちなみにウェルナーシューベルトの野バラはピンク色。
西欧の野バラは赤いんですねー。

♪童は見たり 野中のばら

そういえば高校の音楽の時間に歌いました。
そのときは、まさか野バラが赤やピンクなんて思いもよらなかったもんなー。
思い込みってすごいです。

野バラの花言葉は「やさしい心」
見ていると子どものころに戻った気がする、それをあらわす花言葉なのかな?
Read more »

母子草(ハハコグサ) Cudweed

ハハコグサ
キク科
学名:Gnaphalium affine

別名:這子草(ホウコグサ)、御形(ゴギョウ・オギョウ)



麦畑のあぜ道にひょっこり顔を出していました。
チチコグサばかり(最近は帰化植物のチチコグサモドキのが多いかな?)で、あまりお目にかかっていなかったハハコグサです。
小学生の頃はどこにでも生えてたのになぁ。。。

老いて尚 なつかしき名の 母子草   高浜虚子

このハハコグサは別名にあるとおり春の七草のゴギョウのこと。
食べられるんですねぇ。
それも昔は草餅の材料にも使われていたんだそうです。
それが今はヨモギに取って代わられてるってコトか。
ヨモギで草餅を作るようになったのは、平安時代とか室町時代とか、はたまた明治時代という説もあります。
その理由は母と子を臼と杵でつくなんてひどい!!ということからだとか。
確かにそれはひどいけど、ちょっと食べてみたい気もします。

花言葉は「あたたかい気持ち」
母子草の名前がそのまま感じられる花言葉です。
ほんわかしていいよね。
Read more »

雪ノ下(ユキノシタ) Strawberry Geranium

2008/05/22
ユキノシタ
ユキノシタ科
学名:Saxifraga stolonifera

別名:虎耳草(コジソウ)



中伊豆に旅行に行った先で咲いていたユキノシタ。
壁・・・じゃないですね、斜面一面にびっしりと咲いていたので思わず別の植物かと思っちゃいましたが、ユキノシタでした。
我が家にもユキノシタを植えてあるんですが、自生のほうがすらっとして色も濃いですね。

生薬としては勿論山菜としても食べられるって知ってましたか?
葉っぱをてんぷらにするとおいしいですよ~。
意外と道端の植物に食用になるものが多いから、手軽にサバイバル料理ができちゃいます。
特にユキノシタは年中青々とした葉っぱをつけているので、季節を問わずいただけますよ。

花言葉は「愛情」
なんか直球な意味を持ってるなぁ。
でも母親のような「無償の愛」ってイメージの花ですね。
Read more »

毒痛み(ドクダミ) Houttuynia

2008/05/21
ドクダミ
ドクダミ科
学名:Houttuynia cordata

別名:十薬・蕺薬(ジュウヤク)



「薬になるから」といって家の裏に必ず植えてあるドクダミです。
匂いがきついのでちょっと苦手なんですが、
傷が膿んだりしたときには、黒焼きにしてぺたっと張り付けたりします。

別名の十薬は漢方でよく聞きますね。
なんでも馬に与えると10種類の効能があることからきているんだとか。
確かにドクダミの化粧水はにきび予防にいいというしね。
せっかく家に生えてるんだから、ヘチマ化粧水みたいに自家製の化粧水が作れるといいなぁ。
誰か作り方知っている人がいたら教えてください。

ドクダミの花言葉は「白い追憶・野生」
凛としたものを感じさせる花言葉です。
Read more »

金雀枝(エニシダ) Scotch Broom

2008/05/20
エニシダ
マメ科
学名:Cytisus scoparius


黄色い花が鮮やかですよねー!
連翹がほしかったけれど家に植えるところがなくて、代わりにこのエニシダを育てています。

西欧ではエニシダで箒を作っていたんだって。
魔女の宅急便とかで箒に乗った魔女がいるじゃないですか。
あれはエニシダなんだそうです。
う~ん、意外。。。

花言葉は「謙遜・清楚・きれい好き」
なるほど花言葉にも語源の箒が見え隠れしています。
Read more »

紫海蘭(ムラサキウンラン) Toadflax

2008/05/18
ムラサキウンラン
ゴマノハグサ科
学名:Linaria bipartita

別名:リナリア、姫金魚草(ヒメキンギョソウ)



花壇の花と思いきや、道端にぽっと咲いている草花です。
これも駐車場の隅にぽっぽっと咲いていたところを写真に収めました。
紫やピンクの花がとってもきれいなんですよねー。

英名のToadflaxから思い出すのは、Richard G. Adamsの「ウォーターシップダウンのうさぎたち」
主人公のうさぎたちが生まれたサンドルフォードで上士(アウスラ)を務めていたうさぎの一匹がToadflax。
このToadflaxってば居丈高であんまり人気のないうさぎだったんだけど、その名前についた花ってこんなにかわいらしい花だったんだなぁ。
なんだか意外。

花言葉は「私の心を知って下さい・小さな愛の始まり」
なんかいいね~~。
Read more »

ガーベラ Gerbera

2008/05/17
ガーベラ
キク科
学名:Gerbera jamesonii

別名:阿弗利加千本槍(アフリカセンボンヤリ)



ぱっと目につく鮮やかな色彩の花です。
華道やフラワーアレンジメントでよくつかわれる花ですね。

なんとこのガーベラ、南アフリカの金採掘場で発見されたんだって。
そしてこの名前は、発見者であるドイツ人医師Gerber(ゲルバー)氏にちなんでつけられたんです。
Gerberさんたら大発見!!
まさか本人もこんなに長く愛される花の名前になるなんて、思いもよらなかっただろうなぁ。

赤いガーベラの花言葉は「神秘」
南アフリカから持ち込まれたときは、この赤一色のみだったガーベラ。
目に痛いほど刺さる真紅の花は、まさに神秘の色だっただろうね。
Read more »
 
Powered by Blogger.

季節

 

© 2010 写ぶろ