軒忍(ノキシノブ) Lepisorus thunbergianus

2008/12/20
ノキシノブ
ウラボシ科
学名:Lepisorus thunbergianus

別名:八目蘭(ヤツメラン)、何時迄草(イツマデグサ)、烏忘草(カラスノワスレグサ)



「名を体で表す」って言葉がありますよね。
ノキシノブはその言葉そのもの。

ノキ(軒)は、家屋の屋根に生えてくるから。
シノブ(忍)は、樹上や岩の上など土のない所に生えてくるから。

今じゃこんなの木を見掛けることも少なくなったねぇ。。。(しみじみ)

ノキシノブは花言葉が見つからなかったので、ノキシノブを詠みこんだ和歌をご紹介。

  我が屋戸の甍しだ草生ひたれど恋忘れ草見れど生ひなく(万葉集・詠み人知らず)
  ひとりのみ ながめふるやのつまなれば人をしのぶの草ぞおひける(古今和歌集・貞登)

古来から親しまれてきた植物なんですね。
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ブーゲンビレア Bougainvillea

2008/12/16
ブーゲンビレア
ブーゲンビレア
オシロイバナ科
学名:Bougainvillea spectabilis

別名:筏葛(イカダカズラ)



温室に行ってまず目に入る天井いっぱいの花です。
でもこの花びらのように見えるひらひら。
実は花じゃないんです。
これは苞。
小さなラッパ状の花が本物です。

花言葉は「情熱、魅力、熱心」
南国の花らしく、力のある花言葉です。
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唐鼠黐(トウネズミモチ) Glossy privet

2008/12/15
トウネズミモチ
モクセイ科
学名:Ligustrum lucidum


ネズミモチに似ていますが、こちらはトウネズミモチ。
明治初期に中国から伝わった常緑樹です。
見分け方は葉っぱ。
葉脈が透けて見えるのがトウネズミモチです。

花の時期は春ですね。
でもこれは実。
冬に結ぶ実です。
最初黄緑色の小粒な実が、熟すに従って黒くなります。
これがネズミの糞に似ているからネズミモチだって。
うーん。
かわいくないっ!!
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葉牡丹(ハボタン) Flowering kale, Ornamental kale

葉牡丹
葉牡丹
アブラナ科
学名:Brassica oleracea var. acephala

別名:花キャベツ(ハナキャベツ)



正月には欠かせない(?)花ではないけど花のような葉牡丹。
門松に植えられていますよね。

花の季節は春だけど、敢えて冬にしておきます。
だって、花を楽しむよりは葉っぱを楽しむ植物だものね。

花言葉は「利益、慈愛、物事に動じない、祝福、愛を包む、記憶に残る思い」
この花ことばにはおもしろいいわれがあるそうです。
三国志に出てくる諸葛孔明。
彼が戦場で兵士の食料用にキャベツを植えたことから「利益」の花言葉がついたんだって。
でもキャベツ・・・葉牡丹じゃ・・・ないよね。
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シクラメン Cyclamen

2008/12/14
シクラメン
サクラソウ科
学名:Cyclamen persicum

別名:篝火花(カガリビバナ)、豚の饅頭(ブタノマンジュウ)



♪真綿色したシクラメンほど~
の歌でよく耳にする冬の定番の花、シクラメンです。
下を向いて咲くから、いつも下からのぞきたくなってしまいます。

花言葉は「内気、はにかみ、恥ずかしがり屋、遠慮、切ない私の愛を受けて下さい、純潔、嫉妬、猜疑心、過ぎ去った喜び」

たくさんあるんですが、花の色でこの花言葉が分かれます。
  赤は「きずな、愛情」
  白は「緻密な判断、思いやり」
  ピンクは「あこがれ、内気、はにかみ」

我が家のシクラメンはピンク。
ということは、恥ずかしがり屋さんの花なんですね。
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山茶花(サザンカ) Sasanqua camellia

2008/12/07
サザンカ
サザンカ
サザンカ
ツバキ科
学名:Camellia sasanqua

別名:山茶花(サンザカ)、姫椿(ヒメツバキ)、小椿(コツバキ)、カタカシ、カタシ



椿とよく間違える花です。
椿が花ごとぼとんと落ちるのに比べて、山茶花は花びらが散ります。
よく垣根に植えられているよねー。
♪サザンカ サザンカ 咲いた道~ なんて歌も思い出します。

花言葉は「困難に打ち勝つ、ひたむきさ、ひたむきな愛、愛嬌、理想の恋、謙譲、譲る心、謙遜、敬愛」
雪の中でも咲く花。
これらの花言葉がよく似合います。
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茶(チャ) Tea

お茶の木
ツバキ科
学名:Camellia sinensis (L.) O. Kuntze

別名:茶の木(チャノキ)、目覚し草(メザマシグサ)、草人木(ソウジンボク)



岡崎公園に植えられていたお茶の木です。
小学校のころ近所の家にあったんだよね。
お茶の葉っぱを口に含むと、やっぱりお茶の味がする。
なかなか便利な木です。

花言葉は「追憶」
お茶を飲むと侘び寂びを感じたりする、これが由来なのかもね。
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ランタナ Common lantana

2008/12/04
赤いランタナ
黄色いランタナ
白いランタナ
ランタナの実
クマツヅラ科
学名:Lantana camala

別名:七変化(シチヘンゲ)、紅黄花(コウオウカ)



いろいろな色、いろいろな表情を見せてくれる花です。
別名の七変化というのは、時間が経つにつれて色が変化することからつけられたそうです。
そういえばぺらぺら嫁菜も色が変わるんだったなぁ。

9月に買ってきて我が家の花壇に仲間入りしたんですが、まだ余裕で花をつけています。
実までついてきて、にぎやか!
この実を目あてに鳥がやってきてくれたらうれしいなぁ。

花言葉は「合意、協力、確かな計画性、厳格、厳しさ」
なんだか社訓みたいな花言葉。。。(汗)
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禊萩(ミソハギ) Japanese Loosestrife

2008/11/30
ミソハギ
ミソハギ科
学名:Lythrum anceps

別名:溝萩(ミソハギ)、盆花(ボンバナ)、精霊花(ショウリョウバナ)、水掛花(ミズカケバナ)



秋に見かけましたが夏の花です。
お盆の頃に仏壇やお墓に供えられるんだそうです。
見た場所は花壇だったんだけど。。。

この写真は真上から撮ったのでわかりにくいですが、直立して密集した花がついています。
まぁ、この写真を撮ったころはまばらだったから、もう終わりかけってことだったんですね。

花言葉は純真な愛情、愛の悲しみ、悲哀、慈悲
花の咲く時期が関係しているんでしょうか。
花の色が目につくだけに、くっきりとしています。
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メランポディウム Melampodium

2008/11/29

キク科
学名:Melampodium paludosum

別名:メランポジューム



岡崎公園の駐車場わきの花壇に植えられていた黄色い花。
一つ一つは目立たないけど、集まって咲いていると華やかです。

花言葉は元気
やっぱり黄色って見てるだけでも元気がわいてきます♪
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背高泡立草(セイタカアワダチソウ) Tall golden-rod

2008/11/08
セイタカアワダチソウ
キク科
学名:Solidago altissima

別名:背高秋麒麟草(セイカタアキノキリンソウ)、閉山草(ヘイザンソウ)



子どものころ、遊び場にたくさん生えていたのを覚えています。
なぜか広まった噂が「セイタカアワダチソウの綿毛を吸うとぜんそくになる」
で、子どもって病弱にあこがれたりするじゃないですか。
一生懸命生えている前で息を吸ってみても、やっぱりとっても健康でした★

花言葉は「生命力」
この花って帰化植物なんだよね。
たくましく育って茂っている様子がしっくりくる花言葉です。
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常夏(トコナツ) Dianthus chinensis var. semperflorens

2008/10/19
常夏
ナデシコ科
学名:Dianthus chinensis var. semperflorens


ほぼ1年中咲いているという常夏。
平安時代に中国から渡来した石竹(セキチク)を品種改良したのが、この常夏なんだそうです。
なんだかすっごく素敵な名前じゃないですか?

我が家のプランタがさびしくなってきたので買ってきたんですが、1年中咲いてるってのは魅力的ですね。
名前の通り夏の暑さにも強いんだって。
色も鮮やかだし、明るく見えるよね。

花言葉は「急ぎ、大胆」
まさに色を映したような花言葉です。
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